小川染色株式会社

染色加工 染色加工

かせ染色

かせ染色

かせ(綛)とは、ぐるぐると束状に巻かれた糸のことです。
当社では、手編み毛糸に代表されるような太番手の糸をかせの状態で染色します。
回転バック式染色機は、かせ糸全体を染色液の中にいれて染色する、かせ糸のお風呂のような染め方で、糸が持っているふくらみを最大限に引き出す染め方です。


回転バックの特徴

回転バックは、通常のかせ染色に比べ、浴比(糸に対する染色液の量)が非常に高いのが特徴です。お風呂のような染色槽に入れたかせ糸は、豊かな膨らみを持った温かみのある製品に仕上がります。膨らみにおいて回転バックに勝る染色機はありません。 回転バックは世界でも稀な存在となっており、国内において、回転バックを所有している染色工場はごく僅かです。

回転バックの工程

1. 染色前の糸

2. 熱いお湯で染料を混ぜます

3. 染色機で糸を染めます

4. 染色液の流れ

5. きれいな色に染め上がります

6. 脱水します

7. 専用の乾燥機で糸を乾かします


対象となる糸

ウール、アクリル、ナイロン、シルク、各種混紡糸

チーズ染色

チーズ染色

かせ染色が太番手の糸をかせの状態で染色するのに対し、チーズ染色は短繊維・長繊維の細番手の糸を円筒状のボビンに巻き付けて染色する染色方法です。


チーズ染色の特徴

円筒状の穴の開いたボビンに丁寧に巻き付けた糸を、おかまのような染色機で内側から外側まで均一に色を付けます。従来のかせ染めに比べて染色液の量が少なくて済み、高密度にまかれた糸は省スペースを実現できるため、生産効率を高めることができます。
弊社ではソフト巻きの工夫により、従来20%ほど収縮してしまうナイロンフィラメントの染色も可能です。

チーズ染色の工程

1. 糸をボビンに巻き付けた状態

2. 染色

3. 染色後の糸


対象となる糸

綿、レーヨン、麻、ナイロン、ポリエステル、アクリル、各種混紡糸、
ペーパーヤーン(和紙糸)、ウール、シルク

小ロット染色加工技術(パーソナル・セル染色機) 小ロット染色加工技術(パーソナル・セル染色機)

当社は、長年にわたる染色加工によって培われた品質管理と色合わせの技術に強みがあるのに加え、他の染色工場にはない、小ロット染色加工技術を有する小ロット染色装置を所有しています。

小ロット染色装置は弊社が独自に開発をしたもので、100~500gのかせを、一回の染色加工で最大30色を同時に染色できます。
「必要な色を必要な量だけ」の染色加工は、不良在庫の発生を無くし廃棄ロスのリスクも一気に下げることができるようになりました。
さらに、従来の染色機は、浴比が高く、多量の水を消費するため、消費エネルギーや水の給排水での高負荷が問題となっていました。それに対し小ロット染色装置は浴比が低く、染色加工コストも大幅に低減できるのが特徴です。

染色機 浴比(糸に対する染色液の量)
回転バック 1:50
チーズ染色 1:12
小ロット染色装置 1:8

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