小川染色のウクライナ支援にご協力いただきありがとうございました!
2022年9月1日よりウクライナ支援活動を行っていました。
おかげさまで2ヶ月半の間たくさんの方にご協力をいただき、日本赤十字社への寄付が完了しましたので、そのご報告を。
支援活動の始まり
まさか令和の時代にもなって、戦争が起きるなんて。
想像を遥かに超える被害が出て、毎日テレビでウクライナ危機に関するニュースが流れていました。
一刻も早く収束することを願いましたが、全く落ち着く気配はありません。
しかし半年が経過した頃、ウクライナに関する話題が周囲の人から消えていきました。
もちろん、忘れたわけでないことはわかっています。遥か遠くの異国の地のもう終わった出来事として、頭の片隅に片付けられてしまったような感じ。まだ多くの人が苦しみ続けているのに。
そこで、染屋の私達にできることはなにかないだろうかと考えました。何をしたって微力すぎることは重々承知ですが、何か力になりたい。誰かがウクライナを想うきっかけを作りたい。
社内で話し合いをし意見を集めたどり着いたのが、二つ。一つは自身で手芸をされている方向けに、染料を調合しウクライナカラーの手芸糸を用意しました。もう一つは手芸をしない方向けに、タフティングラグ。ウクライナの国花である向日葵を大切な人へ贈るイメージでデザインしました。
支援活動内容
材料費を除く利益を日本赤十字社のウクライナ人道危機救援金に寄付することに決め、9月1日より販売を開始しました。
【手芸糸】
- 金額:1,650円(税込)
- 寄付額:450円
- カラー:ウクライナブルー、ウクライナイエロー
- 素材:アクリル100%(1本250g)
【タフティングラグ】
- 金額:3,850円(税込)
- 寄付額:1,000円
- サイズ:直径26cm
- デザイン:ウクライナの国花である向日葵を、大切な人へ贈るイメージ
周囲の反応
新聞に取り上げていただきました。
- 2022年9月5日 朝日新聞尾張版
- 2022年9月6日 朝日新聞岐阜版
- 2022年9月22日 毎日新聞
新聞に掲載された日に1本のお電話が鳴りました。電話口のお声の感じから、ご高齢の方だと思います。記事を読んでタフティングラグを購入したいが注文方法がわからない、とのことでした。
ショップ画面を確認しながら購入方法を案内すること30分。ついに手続きが完了しました。慣れないネットでの作業は複雑で大変だったはずですが、途中で諦めることなく購入をしてださり胸が一杯になりました。
また、以下のようなご連絡もいただきました。
先ほど手元に届きました。ありがとうございます。 めちゃくちゃいいラグですね。色もすごくキレイです。飾らせていただきます。 今回、このラグを申し込むにあたって、娘たちにウクライナでの戦争について話をしました。もし少しでも助けてあげたいと思うならちょっとでもいいから自分のお金で寄付しようよと呼びかけました。長女(中1)は500円、次女(小5)は200円寄付してくれました。そのお金を含めて購入させてもらいました。寄付よろしくお願いします。娘たちもラグかわいいって言ってます^^
本日ラグが届きまして、主人と感激しておりました🥹とても素敵過ぎて、何かの下にするより、メインとして飾りたい気持ちが大きく、玄関入ってあのラグがああったら気持ちが温かく柔らぐよねって、美術品としてすぐ飾らせて頂きました😸
寄付とか支援ってなかなか近い様で遠く、小川染色様のこの様な活動は本当に素晴らしいと思いますし、参加しやすく有難いです😂
この様な機会を頂き本当に嬉しく思います❤️ありがとうございました!
ご協力いただきありがとうございました
2ヶ月半程で、手芸糸6個、タフティングラグ39個を販売し、集まったのが合計で41,7000円。近くの郵便局にて日本赤十字社のウクライナ人道危機救援金に寄付をしました。
商品のご購入・支援のご協力をしてくださった皆様、ありがとうございました!活動は一旦終了しますが、ウクライナを想う気持ちを持ち続けいつか元気が戻ったウクライナに遊びに行きたいと思います。