ひつじサミット尾州に参加しました

こんにちは!尾州という繊維産地(愛知県一宮市)で染色業を営んでいる、小川染色です。

服地、手芸糸、生活産業資材となる様々な糸の染色加工を行っており、2022年より自社染色の糸を使用したタフティング体験教室を開催やタフティング資材の販売を行っています。

今回は、2024年10月25日(金)〜27日(日)に開催された「ひつじサミット尾州」のレポートをお届けします。

目次

ひつじサミット尾州とは?

木曽川流域の繊維業の盛んな地域で開催される、ひつじの魅力を伝える産業観光イベントで、今年で4年目となります。尾州エリアで繊維産業を支える企業が工場を開放し、今年は24の工場で見学が可能でした。

繊維の分業制(紡績、撚糸、染色、製織、編立、整理加工)で成り立つ尾州の魅力を感じるこのイベントに、小川染色も工場見学とタフティングワークショップを25日(金)・26日(金)の2日間で開催しました。

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小川染色の工場見学

尾州は繊維の街とはいえ、有名なのはやはり毛織物。弊社のような原料加工の川上企業は普段あまり注目を浴びません。

染色に関心を持っていただけるのか不安もありましたが、「尾州を応援したい」「編み物が好き」「タフティングをしている」と多様な理由で約30名もの方にお集まりいただきました。

代表が工場内をご案内しながら、途中お客様と職人が直接対話する場面があったり、お客様から「染色技術に驚いた」「貴重な工場を頑張って守っていってね」などと温かいお言葉をいただき、工場のメンバーにとって大きな励みになりました。

小川染色のタフティングワークショップ

工場見学の後は、小物置きラグをつくるタフティングのワークショップを開催しました。

型紙で下書きをし、好きな色を選んで糸を打ち込むという内容で、どれも異なる配色が個性を出しています。

用途に応じて、アクセサリーや鍵、メガネやぬいぐるみなど、、様々な使い方ができるので、どんなふうに置いたり飾ったりしていただけるのか楽しみです。

お土産のハリネズミ

ご参加いただいた皆さまに、ささやかですが小さなお土産を用意しました。

糸でつくったハリネズミ。(実はハリネズミは幸運のシンボルとも言われており、お祝いごとの際のプレゼントとして用いられることもあります。)早速バッグなどにつけてくださる方もいらっしゃいました。

夜の交流会・音楽ライブ

日中は各社で工場見学会やワークショップが行われましたが、夜は三星毛糸さんの工場を会場に、交流会や音楽ライブ「ひつじの宴♪ライブ」が開催されました。

25日(金)の交流会では、北海道「ひつじ丸ごと研究所」の酒井さんによる羊の丸焼きを楽しみながら(酒井さんの羊は三つ星レストランにも選ばれる最高級のお肉だそうです!)、地域や業種を超えた来場者同士の交流が深まっていました。

26日(土)の音楽ライブでは、地元出身のアーティストが登場。特に、一宮出身でひつじサミット尾州のアンバサダーを務めるSEAMOさんで大盛りあがりでした!

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最後に

イベントテーマにもある通り「工場もこころもひらく」ことで、普段お会いすることのできない方と交流ができ、染色技術やタフティングの可能性を再確認する場となりました。

初めてのひつじサミット尾州参加を通じて、染色技術やタフティングの楽しさを知っていただけたこと、尾州の繊維業の魅力を多くの方と共有できたことに感謝しています。

小川染色にお越しいただいた皆さま、イベント関係者の皆さま、ありがとうございました!

イベントの様子はこちらでもご覧いただけます↓

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