BISHU FES.にてタフティングワークショップを開催しました
こんにちは!尾州という繊維産地(愛知県一宮市)で染色業を営んでいる、小川染色です。
服地、手芸糸、生活産業資材となる様々な糸の染色加工を行っており、2022年より自社染色の糸を使用したタフティング体験教室を開催やタフティング資材の販売を行っています。
今回は、2024年10月12日(土)・13日(日)に開催された「BISHU FES.」での、タフティングワークショップのレポートをお届けします。
BISHU FES.
愛知県一宮市で行われる地域を巻き込んだイベント、「BISHU FES.」。ファッションショーや展示、マルシェなど、盛りだくさんのコンテンツが魅力です。今年で2回目の開催となり、小川染色は尾張一宮駅にてタフティングワークショップを開催しました!
BISHUFES.とは
日本一の毛織物産地として古くから発展してきた愛知県一宮市を中心とする尾州産地で、地域の魅力を全国にPRするためのファッション・アートイベント(公式ホームページより)
2023年作品展示
実は昨年も同じ場所でタフティングワークショップを行い、その時の作品が駅内に展示されていました。
参加者の方が「この色、私が打ち込んだよ!」と教えてくださる場面もあり、思い出と共に楽しんでいただいている様子がとても印象的でした。
昨年のBISHU FES.の様子はこちら↓
2日間のタフティングワークショップ
尾張一宮駅 i-ビル1階コンコースにて、2日間にわたりタフティングワークショップを行いました。今回は「みんなで大きな作品を完成させよう」というコンセプトのもと、無料で体験していただけるスタイルでした。
初めてタフティングを体験される方がほとんどでしたが、タフティングガンの使い方をしっかり練習した上で、気軽にチャレンジしていただけました。
一宮駅周辺マップ(1日目)
1日目は、100cm×200cmの大きなラグを作製。参加者の皆さんに少しずつ糸を打ち込んでいただき、完成を目指します。
デザインは、一宮駅周辺マップ!イラストレーター sun&moonさんに依頼したもので、駅や神社、周辺の特徴を楽しく描いたイラストが好評でした。
「ここがロータリーだね!」
「〇〇ちゃんの家はこの辺りかな?」
という声が飛び交う中、着々と糸が埋まっていきます。
表側では糸が出てくる様子が面白く、ずっと見ていても飽きないのです。立ち止まって眺めていく方も多数。
そして見事に一宮駅周辺マップの完成です☆
こんなに可愛らしいマップが街に飾られるなんて、素敵ですよね。
こちらは小川染色で仕上げをした後、市役所にて展示、そして杜の宮市や七夕祭りの際に一宮駅周辺で展示される予定です。
三角チェアマット(2日目)
2日目は、三角チェアマットラグ8枚を作製しました。
こちらは小さな仕掛け製作所 さんとのコラボ企画で、今後は小さな仕掛け製作所さんのストリートファニチャーに設置される予定です。
イベント当日もストリートファニチャーと事前に作製したチェアマットが設置されていました!
前日とは異なり、この日は小さな木枠1つにつき1枚を作製し、次々と木枠を交換しながらの進行。
カラーはオレンジ、ブラウン、グレー、ホワイトの4パターンで、同系色をミックスした色合いで糸を打ち込みました。
そしてこの日も、参加者の皆さまのおかげでしっかりと三角形の中に糸が埋まり、8枚無事に完成です☆
大盛況の2日間
終日待機列ができるほどの大盛況で、2日間で約500名の方にご参加いただきました。
年齢を問わず、たくさんの方が糸に触れタフティングを体験し楽しんでいただけたこと、そして尾州を盛り上げるイベントで微力ながらお役に立てたことを、大変嬉しく思います。
ご参加・ご来場いただいた皆さま、一宮市職員の皆さま、イベント関係者の皆さま、ありがとうございました!
仕上げを終え完成した作品の写真や展示情報については後日追記します。お楽しみに!
当日の様子はこちらからもご覧いただけます↓